3年前に家族葬を松原で行いました。その後行った湘南での散骨クルーズでは、東京で永代供養を検討していた親族はもちろん、職場関係者も呼んでかなりの規模になった記憶があります。でも、最近は近所でも家族葬専用のセレモニーホールが建てられるなど、大分メジャーになってきたのではないでしょうか。
お葬式とはいえ、正直呼びたくない人もいるものです。親族もどこまで声を掛けていいのか悩むし、呼ぶ人数が増えれば増えるほどお斎の時の席順など、悩ましい問題が増えていきます。故人があらかじめ誰を呼ぶのか指定してくれればいいのですが、普通はそうはいきませんよね。そうなると、遺族の負担を減らすためにも家族葬という選択肢があってもいいと思うのです。
この近所で家族葬を行ったのはうちが初めてで珍しがられましたが、そういう方法もあったんだ!と声を掛けてくる人もいました。この少人数でのお葬式というのも、これからますます需要が伸びてきそうな気がします。何より、他人の目を気にせずに故人に寄り添える時間が取れることが、家族葬の最大のメリットだと思うのです。